韓国大統領の罷免
韓国国会が弾劾訴追した朴槿恵大統領の罷免が妥当かどうか判断する審判で、憲法裁判所は、裁判官8人全員一致で罷免すべきと判断し、罷免を言い渡した。
憲法裁判所では、▲崔被告に機密文書を渡し国政に介入させた。▲セオール号事故当日に職務を果たさなかった。▲サムスンなどの大企業から賄賂を受け取った。などが罷免に値するとした。捜査は検察に引き継いでおり、今後検察は朴氏の逮捕や起訴に踏み切る可能性がある。
次期大統領選挙は60日以内に実施されることになり、投票日は5月9日が有力視されている。弾劾を主導した最大野党の「ともに民主党」の候補者が最有力とされていて、野党優位に進むだろう。
韓国は政治の混迷に加えて、経済も大変な状態が続いている。そんな中において、今月初めから、2か月間の米韓合同軍事演習が実施されている。北朝鮮との関係も一触即発の状態だ。第二次朝鮮戦争が勃発するかもしれないのだ。
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