かくれ里

土曜日, 3月 11, 2017

6年前の3月11日


6年前のあの日はテレビの中継映像にくぎ付けになっていた。走行中のワゴン車が道路をさかのぼって来る水に飲み込まれるのを目撃した。運転手や同乗者はどうなったのだろうか。この日が来るとその時の映像が思いだされる。
 
震災前の東北地方へは旅行で何度か訪れている。震災後の街の様子は報道で知るだけだが、被災された方々の気持ちを思うといたたまれない思いだ。福島県は原子力被害と重なって6年経った今も多くの人が避難生活をされている。
 
原発事故による風評被害が深刻だ。転校してきた被災児童がいじめにあっていると言うニュースもあった。原子力汚染の問題はこれからも尾を引くことだろう。だが、本当にそこまで神経質にならなければならないのだろうか。
 
事故を起こした原子力発電設備を廃炉にするのには、莫大なお金と年月がかかると聞いている。いずれにしても、福島県のこの付近の復興は長引くだろう。