フランス大統領選挙
フランスでは大統領選があさって行われる。昨日のシャンゼリゼでの事件のニュースの様な、治安の問題、テロの不安の問題への答えが出せない既成の政治へのいらだちから、これまでアウトサイダーだった「極右」とか「急進左派」の政党が本流に入り込む様相が見えてきた。
フランスの選挙は、一回目の投票で過半数を超える候補がない場合、上位の二人が決戦に進むことになっている。当初は「反EU」を掲げる国民戦線のルペン女氏が優勢と言われていた。しかし過半数は難しいのではないかと言われている。
決戦投票になった場合、「親EU」のマクロン氏と「右派」のフィヨン氏の連合に敗れるのではとの見方が支配的だった。しかし、終盤になって、その情勢に変化が出てきたようだ。「急進左派」のメランション候補が急上昇してきたのだ、
決選投票の相手がメランション氏だと結果が分からなくなると言われてきた。メランション氏も「反EU」の立場をとっているので、反EUの大統領が生まれると、世界の政治経済に与える影響が大きい。目が離せない状況になってきている。
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