かくれ里

木曜日, 5月 25, 2017

こども保険


現在、保育や幼児教育などの子育て支援は税金で行っているが、日本が子育て支援に使っている予算は先進国では最低レベルだ。しかし限られた予算の中では財源の確保は難しい。そうかと言って増税をするわけにもいかない。
 
そこに最近急浮上しているアイディアが「こども保険」だ。自民党の小泉進次郎衆議院議員などが提言しているもので、新たにみんなに保険料を払ってもらって、子育て支援を充実させようと言うものだ。
 
例えば年金の保険料のように、働いている人と企業とがそれぞれ負担する。双方が給料の0.5%相当額を負担すると、年間30万円の支給出来て、保育や幼児教育が事実上無償化できると言う話だ。
 
この制度は保険と言っているが、社会全体で、子育て支援のために少しづつお金を出しあう「基金」と考えた方が良いのだろうか。だが、子供のいない家庭や子育ての終わった人にも負担を求めることになるで、そのあたりをどう考えるかだろう。