かくれ里

水曜日, 5月 24, 2017

新茶


「ペットボトルのお茶が出回って最近は急須のない家庭が多くなった」とラジオで語っていたのは、農畜産物流通コンサルタントの山本謙治氏だ。彼は「やまけん」の愛称で呼ばれていて、彼自身のブログ「やまけんの出張食い倒れ日記」は大人気である。
 
NHKラジオの土曜日の朝の番組「全国食べものうまいものを聴く」にレギュラー出演されていて、5月20日()のテーマは「新茶」だった。冒頭、自分で入れるお茶にはペットボトルにはない楽しみがある。と言ってお茶の入れ方を披露していた。
 
おいしいお茶を入れるにはお湯の温度をなるべく低くすること。温度が高すぎるとタンニンによる苦みが出る。最近は水出し茶も流行っているそうだ。
 
摘み取った茶葉は速やかに蒸さねばならない。理由は、酸化酵素の活性化を止めるためと、青臭さをなくすためと、柔らかくして揉みやすくするためだ。やまけんさんがこだわりの蒸し方をした茶葉で抽出したお茶を飲んだアナウンサーたちは絶賛していた。