トランプ大統領の弾劾はあるのか
アメリカのトランプ大統領は、ロシアとの関係をめぐる一連の疑惑が取りざたされている。そのような中、就任以来初めとなる外国訪問として中東ヨーロッパ歴訪に明日出発する。イタリアで開かれるG7サミットへの出席がメインだが、盛り沢山の日程と行事を予定している。
トランプ大統領にとって、全くの未知数と言われている外交手腕に注目を引き付けることで政権浮上への足掛かりをつかみたい狙いがあるのだろうが、トランプ政権の上には、内外から暗雲が垂れ込めている。
外遊中は一時的に休戦状態になる可能性はあっても、次ら次へと新たな火種が止まる気配がない。現在、トランプ政権を揺るがしている直接の原因はロシア問題だ。連日の政権内からのリークとその報道によって弾劾に向けたボルテージが上がりつつある。
ロシア問題は、以前ニクソン大統領が辞任に追い込まれた“ウオーターゲート事件”になぞらえて、“ロシアゲート”とも呼ばれている。はたして暗雲を振り払うことが出来るのか。トランプ大統領の初外游は視界不良の中の出発になりそうだ。
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