かくれ里

水曜日, 6月 28, 2017

老老介護


高齢者が高齢者を介護する「老老介護」が問題になっている。国民生活基礎調査の結果、要介護者と介護者の年齢が75歳以上の割合は過去最高の30.2%になったことが明らかになった。
 
厚生労働省は「高齢化と核家族で今後も老老介護は増えるとして、支援が必要だ」としている。介護が必要になった原因で多いのが認知症で4人に1人にのぼり脳卒中より多くなったと報告している。
 
昨日のテレビニュースでは、千葉県に住む90台の老老介護の夫婦の例を伝えていた。妻は「要介護2」の認定を受けておりほとんどベッドの上での生活だ。介護していた夫も、転んで足を痛め、最近「要介護2」の認定を受けた。
 
夫婦は特別養護老人ホームへの入居を検討したが、金銭的な問題であきらめた。僕の知り合いにも似たような例がある。老老介護は大きな社会問題だ。いずれ自分たちも経験することになるかもしれない問題であろうか。