かくれ里

月曜日, 7月 24, 2017

日本人の主食、米


米はイネの種から、皮(もみがら)を取ったものだ。取ったままのものを玄米、さらに、薄い皮などを取り除いたものを白米または精米という。日本人はこの米を炊いたご飯を主食にしている。
 
米は、日本の他に、中国やインドなどアジアを中心に世界中で作られていて、小麦、とうもろこし、と共に「世界の三大穀物」といわれている。
 
世界の米は、大きく二種類に分けられる。日本型(ジャポニカ米)と、インド型(インディカ米)で、世界ではインド型の方が広く食べられている。日本型に比べて、インド型は細長く、ねばりの少ないのが特徴だ。
 
イネと、イネの育て方が日本に伝わったのは、今から2500年ほど前の、縄文時代の終わり頃から弥生時代の初め頃に、中国から伝わったと考えられている。それから日本のイネは、多くの改良が重ねられ、沢山の品種が作られた。その中でも、コシヒカリやササニシキなどは、おいしい米として有名だ。