夏みかん
道の駅で甘夏みかんを探したがなかったので、夏みかんを沢山買い込んできた。甘夏みかんとどう違うのか分からないが、食べてみると酸味と甘みがあっておいしかった。
夏みかんは江戸中期に南方より伝わって山口県で多く栽培されていたようだ。晩秋には色づくが春先までは酸味が強く長らく生食されなかった。だが、夏になると甘みが増すことがわかり、明治以降各地で栽培されるようになった。
昭和の初期になって、夏みかんの枝変わり種の甘夏みかんが発見され、昭和40年代から各地の農家は、夏みかんから甘夏みかんに栽培を切り替えるようになった。現在では夏みかんと言えば甘夏みかんを指すことが多い。
甘夏を含む夏みかんの果実は300gから500gほどで皮は厚い。果肉部分はしっかりとしていて果汁をたっぷり含む。粒の一つひとつがプチプチとした食感があり、全体にさっぱりとした清々しい味が楽しめる。
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