アシダカグモ
人家に生息するクモとしてよく知られているのがアシダカグモだ。網を張らず、歩き回って獲物を捕らえる。ゴキブリなどの衛生害虫を食べるので益虫である。体調はメスがオスよりやや大きく2~3cmぐらい。足を広げたらCD1枚ぐらいの大きさになる。
体色は灰褐色で多少まだら模様がある。夜行性で、昼間は天井裏や家具の隙間などに隠れていて、夜になると壁などに出てくる。また、公園など屋外のトイレの便器などにへばりついていることがある。
アシダカグモの平均寿命は、オスが3~5年、メスが5~7年程度。夏に産卵して卵を糸で包んだ円盤形の物を口に咥え、孵化するまで持ち歩く。孵化直前に壁などに貼り付けてしばらく見守る。子グモは腹部から糸を出し、風に乗って飛散する。8回から10回脱皮して約1年で親のサイズになる。
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