かくれ里

水曜日, 10月 04, 2017

4K・8K実用放送



市場には4K対応のテレビ受信機が各社から発売されている。4K・8Kの試験方送は昨年から始まっているが、実用放送は来年12月からだ。放送は衛星のBSとCSで行う。しかし、現在市販されている4K・8K対応のテレビでは見ることが出来ない。今後市販されるチューナー等と対応の受信システムを構築する必要がある。
 
受信システムを構築するためには、110度CS右左旋共用アンテナと付属機器が必要になる。場合によっては同軸ケーブルも交換する必要があるようだ。単独受信の場合は問題は少ないと思うが、共同受信の場合は簡単ではなさそうだ。
 
現行のBS・CS放送は衛星からの右回りの右旋円偏波を受けている。新しい放送では、同時に左回りの左施円偏波を発射してチャンネルを2倍にする計画だ。そのために受信アンテナなどの交換が必要になるのだ。
 
3年後には薄型テレビの買い替え需要もあって、4K・8Kテレビがかなり普及するだろうと総務省と業界は期待しているようだが、問題は値段だ。景気にも左右されるだろうし、果たして思惑通りになるのだろうか。