かくれ里

火曜日, 10月 31, 2017

リベラル


最近ニュースでもよく聞く「リベラル」とは何だろうと思って調べたら意外なことが分かった。もともとリベラルとは、自由主義からきている言葉であり、右の保守、左の共産主義・社会主義の中間・中道の政治スタンスを指すと書かれてあった。
 
ところが、左派系の新聞では立憲民主党と共産党を含めて「左派リベラル」と称している。しかし、立憲民主党は「リベラル」を標榜しているはずだ。問題は立憲民主党の主張する政策がリベラルに値するかどうかだ。
 
ソ連の崩壊後、左の共産主義・社会主義は中国以外世界中からほぼ消えかかっている。そうした勢力の逃げ場としてリベラルが台頭してきた。左派系新聞も居場所がなくなり、「左派・リベラルという言葉で左を残したいのだろう」と書かれてあった。
 
  日本では安倍政権が、経済政策や憲法改正で「リベラル」の株を完全に奪っているようだ。社会福祉などについても矢継ぎ早に政策を出しており、立憲民主党などは後れを取ってしまった。今では反安倍しか言えない状態だ。