ディスプレー
テレビやPC用のモニターなどの表示装置としてはブラウン管が主流だったが、薄型で軽量の液晶やプラズマへの移行が進み、現在は液晶が主流になっている。かって、日本企業は液晶の市場で主導権を握っていたが、90年代に入り激しい価格競争で韓国や台湾の企業にシェアーを奪われた。
液晶に代わる次世代ディスプレーとして注目されている表示装置が、有機ELディスプレーだ。有機ELは、電圧をかけると赤や青、緑に発光する有機物を使っている。液晶よりも省電力で高画質と言った特徴がある。しかし、液晶に比べ高価格で寿命が短い欠点がある。
最近では、スマートフォンなどに有機ELディスプレーが搭載され始めた。一方、プラズマディスプレーはパナソニックが推進していたが、液晶陣営に押されて2013年にテレビ用のパネルから撤退した。

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