かくれ里

水曜日, 11月 29, 2017

鮎のうるか


鮎のうるかは高級珍味として売られている。これは鮎の塩辛のことだ。うるかとは本来は内蔵を指すようだ。通常は瓶に詰めて売られているが、結構なお値段がしている。
 
家庭で鮎のうるかを作る時には、頭やヒレやウロコを取った鮎を内蔵と一緒にすりつぶして、10%程度の塩を加えてよく混ぜ冷蔵庫に保管する。毎日かき混ぜて一週間ほどで全体がとろけたようになったら出来上がりだ。
 
塩加減は好みで調整するが、塩が少ないと腐敗してしまうので注意。塩が多いほど長持ちのする保存食になるが食べづらくなる。食べ方は色々あるようだ。酒の肴にしたり、ご飯に乗せて食べるのが一般的だ。みそ汁に少量入れると、味と香りが良くなるとのことだ。
 
もっとも僕は鮎のうるかは食べたことがない。イカの塩辛なら何度か食べているが、どちらかというとあまり好きではない。よって鮎のうるかも食べてみようとは思わないのだが。