かくれ里

日曜日, 12月 03, 2017

カレンダーの日


今日12月3日はカレンダーの日。1988年(昭和63年)に業界団体によって定められた。現在の太陽暦が採用されたのは1872年(明治5年)のこと。当時の政府は「来る12月3日を新暦の明治6年1月1日にする」と発表した。
 
この改暦は、諸外国と足並みを揃えるもので、日本が文明国家に仲間入りしたことを海外にアピールするために実施したものだ。
 
しかし、庶民の暮らしは旧暦によるところが大きかったので、農村の種まきや祭礼等は旧暦通りに行われていた。改暦当時はかなり混乱したのではないかと思われる。
 
この度の天皇陛下の生前退位によって、再来年のカレンダーは元号も国民の祝日も変わるので、関係者は大わらわしていることだろう。再来年のカレンダーの印刷は遅くとも来年1月までに始める必要があるということだ。新たな元号を早く公表してほしいという声が聞こえる。