かくれ里

土曜日, 12月 02, 2017

新生シャープ


8Kの本放送開始まで1年となった昨日、シャープは、他社に先駆けて8Kに対応した家庭用の液晶テレビを発売した。梅田のヨドバシカメラの店頭には、70インチの8K液晶テレビが、税込み価格108万円で販売されているそうだ。
 
新生シャープは、これまでの総合家電メーカーではなく、IoT通信事業やスマートホームビジネスに傾注しているようだが、かって、シャープのテレビは「亀山モデル」というブランディングを行っていたが、シャープは「8K」の技術を今後推進していこうとしているのだろうか。
 
1年後の実用化放送に先駆けてシャープは、4K/8Kチューナー搭載の受像機を発売すべく、着々と準備を進めているようだ。実用放送を見据えた量産が可能なのは、液晶パネルの開発はもちろん、高画質LSIの開発に至るまですべて自社で対応できるからだ。
 
経営不振で債務超過に陥り、東証1部から2部に降格していたシャープについて、東京証券取引所は、業績が回復しているなどを理由に、今月7日から東証1部に復帰することを承認した。今後のシャープを注目しよう。