かくれ里

木曜日, 5月 31, 2018

今後の朝鮮半島


今月は北朝鮮がらみの話題を多く書いた。今のところ米国が主導する形で612日に米朝会談が開かれるようだ。果たして結果はどうなるだろうか。この会談の後には韓国を含めた話し合いが行われるかもしれない。そして休戦状態の朝鮮戦争にピリオドが打つことが出来るのだろうか。
 
 一方、中国は朝鮮半島の属国化の実現を考えているように見える。そして赤化統一を考えているようだ。日清戦争後の1895年の下関条約によって、清王朝に朝鮮の独立を承認させるまで凡そ2000年の間、朝鮮半島は中国の属国だったのだ。
 
 これまでの動向を見る限り、北朝鮮はなかなかしたたかだ。アメリカと中国を股に掛けた二股外交がトランプ政権にどこまで通用するのだろうか。
 
 北朝鮮問題はその本質において、アメリカと中国との駆け引きであり、アメリカにとって北朝鮮に譲歩することは、中国に譲歩することと同じなのだ。6月12日までに日米首脳会談が行われるようだが、安倍総理の意見も米朝会談に反映されることと思う。