かくれ里

土曜日, 5月 26, 2018

ビジラント・エース



トランプ大統領は、6月12日に予定していた米朝首脳会談の中止を北朝鮮に対し公開書簡で一方的に通告した。その上で米軍は用意が出来ていると述べ、馬鹿げた挑発行為を慎むよう警告した。これに対し北朝鮮側は「向かい合って問題を解決していく用意がある」と述べた上で、首脳会談は必要だと訴えたようだ。
   
 これまで米国が北朝鮮に対し先制攻撃を実施した場合、全面戦争に発展するのは避けられず、北朝鮮の報復攻撃によって日米韓は甚大な被害を受けることが予想されていた。
 
 ところが、昨年暮れに実施した米韓合同軍事演習「ビジラント・エース」は、260機の戦闘機が参加する史上最大規模の軍事訓練となった。最初に出動する3機の電子戦機『EA-18G』が北朝鮮のレーダー網を完全に麻痺させ、さらに対レーダーミサイルで通信基地を破壊する。同時に北朝鮮内の各基地を一斉に攻撃し、一日ですべての軍事基地を破壊できると言われている。
 
 その為、ソウルが火の海になることはない。日本にもミサイルが飛んでくる心配はないだろう。米軍は、日本や韓国に従来考えられていたほどの壊滅的な打撃を受けさせることなく北朝鮮をつぶすことが出来るだろう。おそらく、金正恩も逃げおおせないだろうと言っている。