かくれ里

月曜日, 6月 04, 2018

タイサンボク



長居植物園には珍しい樹木が沢山植えられている。これまで名前は聞いたことがあるが、それだと分かる樹は少なかった。しかし、それぞれの樹木には名札を付けてあるので、少しずつ覚えていっている。
 
 昨日はタイサンボクを覚えた。北米原産で日本には明治時代に渡来した。枝先につく純白の花は花びらが肉厚で丸みを帯び、直径が15㎝ほどある。普通花びらは6枚だが、9から12枚になるものもあるそうだ。
 
 モクレン科モクレン属の常緑広葉高木で、漢字では泰山木と書く。放置すると樹高が20m以上にもなるが剪定がしやすいため、庭木として植えられることもある。日本では公園樹としてよく植栽されるようだ。
 
 タイサンボクはアメリカ合衆国を象徴する花木とされ、ミシシッピ州とルイジアナ州の州花に指定されている。特にミシシッピ州にはタイサンボクが多いらしい