かくれ里

日曜日, 11月 04, 2018

みちびき


11月1日より準天候衛星システム みちびき のサービスが始まった。これは、GPSと一体運用し、位置情報の高精細度測位が出来るものだ。
 
 カーナビやスマートフォン、携帯電話などのナビ機能は便利だ。この機能は人工衛星からの測定信号を使って現在位置を知ることが出来る「衛星測位サービス」を利用しており、この技術は測量や防災などの分野でも活用されている。
 
 しかし、現在の衛星測位サービスは、米国が運営するGPS衛星を利用しているため、視界に入る衛星数が少ないなどの理由により、その補完の為、GPS衛星と互換性の持った"みちびき"の計画が2010年から始まった。
 
 "みちびき"は現在4機体制で運用されているが、将来は7機体制を目指している。現在、GPS衛星も21機が運用されており、合計25機の衛星からの信号によって、より正確な位置情報が得られるようになった。