かくれ里

土曜日, 2月 09, 2019

パナソニックの8Kテレビ



先月、米ラスベガスで開催された家電・技術見本市「CES」の会場でパナソニックの津賀一宏社長が、「8Kテレビはニッチなマーケットだ」として現行での発売を否定したとのことだ。津賀社長は「放送ソースが限られていてあまり意味がないでしょ」と語ったそうだ。
 
 8Kテレビはシャープが成長戦略の柱として位置付け、ソニーも今回のCESに8Kテレビを出展し参入を打ち出した。CES会場では、韓国や中国メーカーも8Kの新商品をPRしていた。
 
 日本では、NHKが昨年12月に世界初の8K実用放送を始めた。だが、普及には時間がかかるだろう。しかし、来年はオリンピックの年だ。おそらくパナソニックも新規発売するだろう。CESには間に合わなかったが、社内での研究はかなり進んでいると思う。
 
 シャープの8Kテレビは、液晶パネルだが、韓国のLGは有機ELパネルの8Kテレビを計画しているようだ。パナソニックはプラズマでの技術があるので、有機ELパネルでの8Kテレビを発売するかもしれない。