かくれ里

火曜日, 3月 19, 2019

日本に学べ


中國共産党の機関紙に「中国と日本の医療・年金・介護の協力によって高齢化への対応の助力とする」との記事が搭載されていたそうだ。中国は日本に遅れること30年で超高齢化社会が到来する。医療・年金・介護の分野において日本に学べと言っているようである。
 
 鄧小平時代に一人っ子政策を実施した。ところが2010年の全国人口調査では、一人っ子が1.4億人に達した。習近平政権は一人っ子政策の廃止を決定し、2016年からは全面的に二人っ子政策に替えた。
 
 中國の高齢者人口は日本とは比較にならず、2018年末時点での65歳以上の人口は1.67億人で総人口の11.9%に達した。このペースで進めば、2035年には超高齢化社会に突入する。
 
 医療・年金・介護の分野において、人材育成から関連器具の生産まで日本と提携出来る空間は大きい。共産党機関紙の記事を書いた者の見解は、「少子高齢化が21世紀の中国の最大の問題になるとみている。それなのにいまだに介護保険すらない。」日本にも査察に行ったが、今後は「日本に学べ」と言う確信が持てたと書いている。