かくれ里

水曜日, 3月 20, 2019

地下鉄サリン事件


オウム真理教による地下鉄サリン事件から24年経った。東京では毎年3月20日、地下鉄・霞ヶ関駅には献花台が設けられるようだ。この年は1月に阪神淡路大震災が起こったりして大変な年だった。
 
 13人が死亡し、6500人が被害を受けた大事件で、死傷者の多さや、科学兵器が使われた無差別テロだったことなど前例のない事件だ。
 
 オウム真理教の幹部らは死刑が執行されたりしたが、事件はまだ完全に終わっていない。事件を受けた多くの人々は通勤途中の会社員だった。24年経って被害者の高齢化も考える時期に来ているのではなかろうか。
 
 猛毒のサリンが、高齢化していく中で健康にどういう影響があるのかまだよくわかっていない。被害者の方々は今も体に何らかの影響が続いている。事件を知らない若い世代に事件の教訓をどう伝えるかが今後の課題だろう。