かくれ里

水曜日, 4月 10, 2019

万葉集ブーム


 新元号が「令和」と公表されたとたん、出典となった万葉集が注目を集めている。早くも、万葉集ゆかりの地は聖地巡礼で賑わっている。これからしばらくの間、万葉集ブームが続きそうだ。
 
 「令和」は奈良時代、大伴旅人邸で催された「梅花宴」(梅の花を見る宴会)で読まれた32首の歌の序文から採用された。宴会が開かれた太宰府庁跡にある坂本八幡宮では、多くの人で賑わっていたようだ。
 
  万葉集と言えば、故犬養孝さんを思い出す。毎日放送のラジオウオークでは毎回独特の節回しで万葉の歌を吟じておられた。
 
  10数年前、NHKのBS放送で、1年間毎日1首、各界の著名人が厳選した歌を、檀ふみさんが朗読した。この放送は全部録画して12枚のDVDにダビングしてある。万葉集4500首の一部ではあるが、僕にとっては自慢のコレクションだ。