かくれ里

金曜日, 5月 17, 2019

ポスト安倍について


菅義偉官房長官が9日から12日までの日程で、アメリカを訪れ、ペンス副大統領はじめ要人と会談した。その他、国連での講演や、経済界首脳らとの会合など盛りだくさんだった。
 
 官房長官が海外出張することはほとんどないのだが、菅氏は新元号「令和」を発表して「令和おじさん」と呼ばれ、人気がうなぎのぼりだ。「平成」を発表して「平成おじさん」と呼ばれた小渕恵三氏は、のちに首相になっている。
 
 「ポスト安倍」では、石破茂氏、岸田文雄氏らの名前が出ていたが、ここに来て菅氏の名前が急浮上してきた。菅氏は実直で、権力欲には無縁のような印象だ。卒のない実務対応に対し、官僚の間でも安心感があると評価されているようだ。
 
 今の自民党則では、総裁任期は「連続3期9年」までとなっているが、党則を変えれば4選も可能だが、ロシアのプーチン大統領が、メドベージェフ氏を挟んで4選を果たした例もあって、菅氏をメドベージェフ氏になぞらえる人もいるらしい。