かくれ里

金曜日, 7月 26, 2019

有志連合


6月13日、中東のホルムズ海峡近くでタンカー2隻が何者かにより攻撃を受けた。20日には米国の無人偵察機が撃墜された。同日イランが英国タンカーを拿捕したとのニューだ。中東情勢は日に日に緊張が高まっている。
 
 米国はホルムズ海峡の航行安全を確保するために有志連合の必要性を訴え、日本を含む各国に艦船や航空機の派遣、資金拠出を求めたとされている。
 
 日本国内では、「有志連合」という言葉には戦争を想起する者もいるだろう。メディアは「戦争に巻き込まれる」「自衛隊を参加させるべきではない」と主張するが、岩屋防衛相は「現時点でホルムズ海峡付近に部隊を派遣する考えはない」と述べている。
 
 米国が主張している有志連合構想は、平時の「海峡の安全確保」の為であり、イランに対する武力行使の為ではないと明言している。そんなことから、この度は有志連合に参加する必要があるのではなかろうか。しかし、メディアは意図的に混同させているように見える。