かくれ里

水曜日, 3月 04, 2020

大相撲


  大相撲春場所は次の日曜日8日から始まるが、無観客での開催となった。報道関係者は入場出来て、テレビ・ラジオ中継も行うようなので、テレビ観戦で応援は出きる。しかし、力士たちにとっては観客の声援がないために雰囲気が違うと思うが、いつも通り戦ってほしい。
 
 大相撲の歴史において今回のようなことは初めてのことで大変戸惑っているだろう。相撲協会にとっては、あらゆる面において大きなマイナスであろう。
 
 完売済の前売券の金額は10億円以上と報道されているが、これはあくまでも席料のみだ。このほかに、土産物や飲料物などの売上を挙げるとかなりの損害になるだろう。協会だけではなく、お茶屋などの関係者の苦労も大変だろう。
 
 世論と伝統の間で頭の痛い相撲協会にとっては、お客の人命や力士たちの土俵への思いも考慮しての無観客での開催となったようだが、力士たちの中に感染者がいないのは何といっても救いだろう。