かくれ里

火曜日, 8月 18, 2020

HTVからHTV-Xへ

 

2009年から、国際宇宙ステーション(ISS)への物資輸送を担ってきた日本の無人宇宙船HTV(こうのとり)は、今年5月21日に9号機が打ち上げられてすべての任務が100%成功。無事に終わった。

  今後はHTV-Xが任務を引き継ぐことになっている。HTV-Xは、HTVとほぼ同じ大きさだが構成は大きく異なる。太陽電池パドルが追加されて発電量が増加。どの季節に於いても効率的に設計されている。輸送能力も1.5倍ほどになる。

  当面はHTV(こうのとり)の後継機として、 ISSへの物資輸送を担うが、月探査のための業務も計画している。月を周回するゲートウエイへの資材運搬。そして月面への着陸も考えているようだ。

  そのためには、多くの解決しなければならない事柄があるが、JAXAでは着実に計画を進めているようだ。国も、大きな予算を組んでいると聞く。