かくれ里

金曜日, 9月 11, 2020

シュウカイドウ(秋海棠)

 

岩湧山(岩湧寺)のシュウカイドウが今年もきれいに咲き揃い、参道をピンク色に染めているとの便りだ。岩湧寺のシュウカイドウは、お寺で使うお供え用として育てられたものが今では秋の訪れを告げる花として登山者や参拝者に愛されている。

   シュウカイドウは中国原産で、江戸時代の初め観賞用として持ち込まれた。葉はハート型をしているが左右で形が違う不揃い葉だ。花は雄花・雌花を同じ株につける「雄雌異花同株」で珍しい。

添付写真のシュウカイドウは上部が雄花、下部が雌花、右下の茶色くなっているのが種子だ。

これまで岩湧山は何度も登っているが、シュウカイドウが咲いている頃に訪れたのは少ない。久しぶりに岩湧山を登ってみたくなった。