かくれ里

土曜日, 8月 29, 2020

DX

 

最近テレビニュースなどで「DX」の話題をよく見かける。職業柄、DXと聞くとアンテナを連想する。しかし、この場合のDXはデジタルフォーメーションの略で「デジタル技術が進化し、人々の生活をより豊かにする」ことを指すらしい。

   この概念は、デジタル技術による既存の価値観や社会の枠組みを根底から変えていく革命のことで、AIやビッグデーター、IoT、ロボットなどの実用化が始まった新技術はすべてDXの波に乗って急速に普及するとみられている。

   通産省が発表した「DX推進ガイドライン」では、DXの定義として、① 従来なかった製品・サービス・ビジネスモデルを生み出す。② 既存ビジネスに生産性の向上をもたらす。③ 働き方に改革をもたらす。④ 上記を実現する土壌として企業の在り方自体を見直す。

   こうした時代の潮流の中で、多くの企業では従来の権益を保つために競争力の維持・強化を図る必要に迫られている。しかし、会社の従来のビジネス全体を大きく変えることは容易ではない。