かくれ里

土曜日, 10月 03, 2020

大阪市歌

     最近はほとんど聞くことがなくなったが、大阪市には立派な市歌がある。「早春賦」などを作曲した中田 章氏の作である。僕が二十歳のころには「はたちのつどい」のグループ活動などでよく歌った。

    昨日のブログで、「たかつの宮」とか、「民のかまど」などと、仁徳天皇の逸話を書いたが、これらは大阪市歌の歌詞を引用したものだ。

 

      

   (一)高津の宮の昔より、代々(よよ)の栄(さかえ)を重ねつつ、民のかまどに立つ煙、賑わいまさる大阪市、賑わいまさる大阪市。

 (二)難波(なにわ)の春の朝朗(あさぼらけ)、生気 (ちまた)にみなぎりて、ものみな動く産業(なりわい)の、力ぞ強き大阪市、力ぞ強き大阪市。

(三)東洋一の商工地、咲くや木()の花さきがけて、四方(よも)にかおりを送るべき、務(つとめ)ぞ重き大阪市、務(つとめ)ぞ重き大阪市。