かくれ里

木曜日, 11月 04, 2021

瓶原から当尾へ

 

 昨日の文化の日はいつものメンバーで当尾方面をドライブしてきた。今回もIさんに配車してもらい7人で9時ごろから向かった。

 浄瑠璃寺のある当尾は加茂盆地の南に位置しているが、北地区は瓶原(みかのはら)と呼ばれている。この地へ、天平12年(740)に聖武天皇が都を移す。これが恭仁京遷都だ。恭仁京は5年ほどの短命の都だったが、廃都跡地には山城国分寺が営まれた。

 恭仁京跡へは、同じメンバーで10年ほど前にも訪れている。昨日の恭仁京跡は「木津川アート2021」の催しがあって大変賑わっていた。周辺のコスモスの花もきれいに咲いていた。10年前は海住山寺までの急坂を歩いて往復したが今回は海住山寺へは自動車だった。

   「あ志び乃店」の混雑時間をさけるため、岩船寺を参拝してから浄瑠璃寺方面に向かった。食後、浄瑠璃寺の西方九体阿弥陀堂の九体仏と、東方に位置する三重塔の薬師如来を拝顔した。記念撮影を済まし、午後3時過ぎより帰路についた。