かくれ里

金曜日, 6月 17, 2022

柑橘類

 

甘夏のおいしい季節だ。甘夏は「夏みかん」の枝代わりとして誕生した柑橘で、1935年ごろに大分県の農園で発見され、1950年に品種登録されたそうだ。

 夏みかんに比べて酸味が少なく食べやすいのが特徴だ。この季節、スーパーなどで見かけたら買って食べている。香りがよくて甘味の中に酸味があって、爽やかなのが好きだ。

 スーパーなどではグレープフルーツもよく見かけるが、ほとんどは輸入品だ。しかし、最近は消費量が減少傾向のようである。インターネットでは「和のグレープフルーツ」として「愛南ゴールド」や「ジューシーフルーツ」の名前で宣伝している柑橘類があるが、これらは河内晩柑という種だ。 

河内晩柑の生産地は愛媛県愛南町や熊本県天草市などだが、特徴は、樹上で1215カ月実らせることで、手間はかかるがおいしいそうだ。贈答品としても人気があるようだが、僕はまだ食べたことがない。