国連安保理
国際連合の最高意思決定機関である安保理は、5か国(中国、フランス、ロシア、イギリス、アメリカ)の常任理事国と、10か国の非常任理事国の15か国から構成されている。
非常任理事国の任期は2年で選出は総会における選挙でえらばれる。日本はこれまで非常任理事国に11回選ばれている。これは世界最多である。
来年1月に非常任理事国の半分が入れ替わるが、アジア地域の枠では、インドに代わって日本が唯一の候補になっているようだ。当選はほぼ確実で、来年から2年間、世界各地の紛争や人権侵害に対応する任務を負うことになる。
ウクライナや北朝鮮などの危機について、長らく非常任理事国を務めてきた日本は、常任理事の5か国と同様、その責任は重要だ。総会で非常任理事国に選ばれれば、いきなり持ち回りの議長国になる予定だ。
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