生涯医療費
ひとりの人が生まれてから亡くなるまでにかかる医療費を「生涯医療費」と呼ぶ。厚生労働省の推計によると、日本人の平均額は2500万円で、70歳以上が半分以上を占めているそうだ。もっとも国民皆保険のおかげ平均自己負担額は500万円前後という計算もあるようだ。
僕は70歳のころから医療機関のお世話になりだした。これまでに府立病院の心臓内科・消化器外科・整形外科などに10数回入院し手術を受けた。幸いなことに術後はすべて良好だ。
この治療・手術に費やされた費用はかなりな額だと思う。しかし、健康保険のおかげで、自己負担額はわずかで済んでいる。皆保険制度のお蔭だ。日本はありがたい国だとつくづく思う。
もっとも僕も、70歳以前はほとんど医療機関のお世話になっていなかった。自然治癒力の信奉者でもあったのだが、やはり歳には勝てなかった。今後は健康に留意して、100寿人生を謳歌しようと考えているのだが。
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