かくれ里

金曜日, 6月 10, 2022

サルコペニア

 

サルコペニアとは、加齢による骨格筋肉量の低下のことだ。筋肉の減少には、転倒、骨折、寝たきりなどのリスクがあり、肥満は、糖尿病、脳卒中、心疾患などのリスクが伴う。サルコペニアは造語でギリシャ語でサルコ「肉・筋肉」、ペニアは「減少・消失」の意味だ。

 筋肉の量は20歳代をピークに、40歳代以降、約1%ほどづつ減少するそうだ。サルコペニアの怖いのは、本人が気づかないうちに進行することだ。対策としてはウオーキングなどの有酸素運動と筋肉トレーニングを適度に行ことだ。

 食事では、マグロや鰹などの赤みの魚、レバーや赤みの肉、大豆製品、牛乳などの他、ビタミンB群を豊富に含むゴマ、きな粉、玄米などの摂取がよいそうだ。

 サルコペニア対策で健康寿命を延ばすためには、歩くことが一番だ。しかし無理をしないで継続することだ。歩行速度は少し早めに歩いた方が筋肉を鍛えることができる。ウオーキングを長く続けるためには足に合った靴を選ぶことだ。そして、普段より2000歩ほど余分に歩くだけで良いとのことだ。