かくれ里

水曜日, 8月 16, 2006

シャープ亀山第2工場



 2年前、三重県亀山市にあるシャープの液晶テレビ工場を見学した。その設備に圧倒され、展示してある大型の液晶テレビを目の当たりにし、自分も液晶テレビがほしくなってシャープの37型を購入した。そして、お客様にもお奨めしている。

 その後、亀山第2工場の建設に着手し、今年9月から稼動する。同工場では第1工場で生産している第六世代マザーガラス(1,500×1,800ミリ)に対し、面積が約2倍で世界最大の第八世代マザーガラス(2,160×2,460ミリ)を採用し、50型、40型クラスのテレビ向けパネルの効率生産が可能との事。

 先の工場を見学した時にも説明を受けたが、大規模な地震の衝撃を吸収する制振ダンパーや、落雷などの瞬間的な電圧降下にを未然に防止するシステムなど、自然災害による影響を最小限にとどめる24時間安定した生産体制を構築している。さらに、水リサイクルシステムや、大規模太陽光発電システム、燃料電池、コ・ジェネレーションシステムなど、異種電源一体化によるエネルギー供給体制を構築している。設備投資額は、建物・生産設備等を含んで1500億円。

2 Comments:

At 8/17/2006 8:35 午前, Anonymous 匿名 said...

亀山工場の素晴らしさについては、知っていましたが実際に製造ラインを見られたら、さぞかしすごかったと思います。
コスト競争力に立ち向かうための立地・技術・設備。環境配慮の設備・工場。どれをとっても世界的に誇れる工場ですものね。

 
At 8/17/2006 3:22 午後, Blogger 慶喜 said...

 製造工程が見られたらいいんでしょうが、建物の建設ノウハウや製造装置、製造工程などは殆どをブラックボックス化し、外部に技術が流出しないようにしています。従って見学の時も組立工程の最後の部分だけを見せてもらっただけでした。

 

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