液晶テレビのVAとIPS
液晶テレビの最新モデルは、斜めから見てもクッキリと鮮やかだ。これを実現するキーワードが「VA」と「IPS」である。
液晶テレビは、電圧のオン・オフで光を遮ったり通したりする液晶の特性を利用してつくられている。液晶自身は 光らないため、蛍光灯などの「バックライト」光を細かい点の単位で高速に遮ったり通したりすることによって映像を表示する。つまり液晶は細かなシャッターの役目を果たしているわけだ。このシャッターとして働いている 液晶を、どのように配置するかという部分で「VA」と「IPS」は異なっている。
それぞれ長所と短所があるが技術的なことは割愛する。わが国のメーカーでは、シャープ、ソニーは「VA」方式。松下、日立、東芝は「IPS」方式のパネルを採用している。
それぞれの特長によってまとめてみると、メリハリのある映像を楽しみたいなら「VA」方式。複数の人が一緒に見ることが多い場合は視野角の広い「IPS」方式がお奨めだ。
2 Comments:
なるほどそんな違いがあったのですね。わが家には液晶TV・プラズマTVがないもので・・・。今度買うときは参考にさせて貰います。だいぶ安価になってきましたのでそろそろ買い時かと思っています。
液晶テレビは9月から10月にかけて各社から新製品が発売されるようです。お買い上げ価格も下がってきていますので、今年の年末ごろが買い時かと思います。
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