かくれ里

金曜日, 9月 26, 2008

麻生内閣と総選挙

 自民党の総裁に麻生太郎氏が選ばれ、臨時国会での首班指名を受けて麻生新内閣が誕生した。8月初めに第二次福田内閣が出来て2ヶ月しかたっていないのに。福田前総理の突然の辞任は、内閣解散と総選挙を視野に入れてのものだと思う。恐らく自分では総選挙は戦えないと思ったからだろう。

 そのあたりのことは、麻生氏を幹事長に選んだときからある程度話が出来ていたのではないだろうか。ポスト福田には麻生氏が一番近いと思っていたがやはりそのようになった。自民党 麻生総裁が決まるまでには色んな演出(?)があったが、これらは民主党を意識してのものだろう。国民的人気のある麻生新内閣で総選挙を有利に戦おうと考えたからであろう。

 さて、その総選挙のことだが、11月の初めに行なわれそうだ。結果は開いてみないとわからないが、新しい内閣の課題は山積している。その中でも景気対策を最優先にしなければなるまい。我々はそれを望んでいる。

 昨日、小泉元首相が政界を引退するとの表明があった。このことが総選挙にどのように作用するのだろうか。今後、小泉氏は悠々自適の生活を考えているのか。それとも黒幕として自民党に影響力を与え続けるのか、僕の知るところではない。