かくれ里

土曜日, 4月 04, 2009

北朝鮮


 お昼のニュースが中断して、北朝鮮が人工衛星名目の長距離弾道ミサイルを発射した模様と、繰り返し報道していたが、しばらくして誤報との訂正があった。

 この問題で日本国内は大騒ぎをしているようだが、北朝鮮の戦略に振り回されているように思えて仕方がない。常識から考えて、北朝鮮が試験通信衛星を打ち上げるなんてとんでもないことと思う。打ち上げのためにはどれだけの費用がかかるのか知らないが、おそらく国家予算の何十パーセントもつぎ込んでいるのであろう。胸襟を開いて、世界と付き合っていけば、無駄なこともしなくて済むのにと思うは素人の考えだろうか。

  拉致問題などがあって、日本としても対応が難しいと思うが、何とか仲良くやっていけないものだろうか。その前に、南北に寸断された両国が、ドイツのように統一できないものだろうか。同一民族が対立しあうのは悲しいことである。簡単な問題ではないと思うが努力は続けてほしい。

  先日放送されたドラマ「白洲次郎」で、日本の終戦前後の混乱期の様子がよく分かった。日本の場合、アメリカに占領されたが、戦争に負けても外交には負けなかった。そのために現在の繁栄がある。やはり当時の国の指導者がしっかりしていたからだろう。その点はラッキーだったと思う。