梅雨入り
梅雨のシーズンだ。近畿地方の平均的な梅雨入りは6月6日ごろのようだが、今年はちょっと遅くなりそうだ。天気予報で梅雨前線と言う言葉をよく聞くが、梅雨前線は北のオホーツク海高気圧と、南の太平洋高気圧がせめぎあって前線が発生する。太平洋高気圧の勢力が強まるにつれて梅雨前線も北に押し上げられて本州付近に近づき停滞する。そして、ジメジメした天気が続く。
梅雨の語源は、梅が熟す時期に降る雨なので「梅雨」と呼ばれていると言う説や、湿度が高く黴(カビ)が生えやすいことから「黴雨(ばいう)」と言われ、転じて「梅雨」になったとか諸説があるが、本当のことは分かっていないそうだ。
この季節はアジサイの季節でもある。アジサイの花には雨がよく似合う。しっとりと降る雨の中で咲く青やピンクや紫の色鮮やかなアジサイの花は、人々の目を楽しませてくれる。
あじさい寺で有名な奈良郡山の矢田寺には、60種8000株のアジサイが植えられている。雨の中、カメラマンたちが、盛んにシャッターを切っている。
2 Comments:
「黴雨」・・・なるほど、そんな感じでもありますね。
矢田寺・・・昨年訪ねました。
西陽が当らず立地的にアジサイの花が守られている環境ですね。
やはり、アジサイにはシトシト雨が似合いますね。
スターアニスさん、ご訪問ありがとうございます。
矢田寺へは最近は行っていませんが、若い頃にはよく行きました。アジサイの花には青春の思い出がいっぱいあります。
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