ムラカミ特需
先日買った村上春樹著『1Q84』は一ヶ月かかって二冊とも読んだ。村上作品は始めてだが、読みやすい文体だった。この本はまだ売れ続けているようで、200万部を突破したと言っている。
『1Q84』の影響で、村上春樹の旧作や『1Q84』の関連本、小説の中で何度も登場するヤナーチェック作曲の「シンフォニエッタ」のCD等がよく売れているらしい。その数は半端ではなさそうだ。マスコミはムラカミ特需と呼んでいる。
これだけ話題になっている『1Q84』だが、正直言って人気の秘密が僕には理解できない。面白かったかと聞かれたら面白いと答えるだろうが、最後にいくつかの謎が残るので少し物足りないようにも感じた。他の村上作品を知らないのでこの本の本当の面白さが分からないのかもしれない。
僕は、これまで文学には余り興味がなかったが、この歳になって、おぼろげだが興味がわいてきた。これからは時間の許す限り、色んなジャンルの小説や詩歌を読みたいと思っているのだが・・・・・
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home