かくれ里

土曜日, 5月 15, 2010

検察審査会


 民主党の小沢氏を起訴すべきと判定した検察審査会について調べてみた。

 検察官が被疑者を裁判に掛けなかった場合、その良しあしを審査するために出来た法律で、選挙権を有する国民より11人が審査員として選ばれる。昭和23年に法が施行されてから、これまでに50万人以上が検察審査員または補充員として選ばれている。

 被害者などから申し立てがあった場合や、申し立てがなくても新聞記事などをきっかけによって、国民の視点で審査を始める。会議は非公開だが弁護士(審査補助員)の助言を求めることもできる。

 審査の結果、起訴すべきという議決があった場合、検察官は事件を再検討するが、再び起訴しない場合は、改めて検察審査会議で審査が行われる。再度起訴すべきであると議決があった時には起訴の手続きが取られる。

 民主党の小沢氏に関しては、検察審査会の2度目の審査も起訴議決されて、検察当局は小沢氏を起訴する事になるであろう。