かくれ里

水曜日, 10月 20, 2010

豆名月

 
 今宵は十三夜。中秋の名月から約一月後に迎える十三夜にも、収穫への感謝の気持ちをあらわしてお供え物をするならわしがあった。

 秋の十五夜を芋名月と呼ぶように、十三夜も古くから、豆名月、栗名月の呼び名で親しまれてきたようです。

 一ヵ月ほど前に、このブログに月見だんごの写真をアップした。お得意先のご主人がそれを覚えておられて、「十三夜にちなんだこんなお供え団子があるんだよ」と、豆名月という名前のお団子を、遠路わさわざ届けてくださった。

 甘いものには目のない僕なので、夕食後に早速いただいた。こしあんの道明寺餅を芳ばしい黄な粉でまぶした上品な味のお団子でした。A様、本当にありがとうございました。