かくれ里

水曜日, 8月 08, 2012

阿部野橋ターミナルビル


近畿日本鉄道が、平成26年の開業を目指して阿部野橋に建設を進めている超高層複合ビルは、地上60階、地下5階で、日本一の高さ300mになる。

シャープがこのビルに、営業・開発部門の一部を移転する計画があると聞いていた。ところが、シャープは20133月期の連結最終損益が2500億円の赤字になる見込みのようで移転計画は振り出しに戻すようだ。

大手家電3社は20123月期決算で過去最大の最終赤字を計上したが、今期に入ってからの回復力はパナソニックとソニーに比べてシャープはかなり遅れているようだ。徹底した合理化策が求められる。当然大幅な人員削減も行われるだろう。

  このビルの名称は「あべのハルカス」に決定したそうだ。百貨店をはじめ、ホテル、美術館、最先端の大規模オフィスが出来るが、シャープの入居が頓挫したために、招致計画を見直すことになるだろう。