かくれ里

日曜日, 3月 31, 2013

災害時の音声メールサービス


2年前の3月11日に発生した東日本大震災の際に、通話が殺到して電話回線が混雑して使えなくなった。NTTは回線の混雑が少なかったデーター通信を使って使い易い安否確認のシステムを構築した。
 
送信者が音声でメッセージを録音すると、受信者側に SMS(ショートメッセージ)で通知。受信者がメッセージを再生すると、送信者にはその旨が自動通信される。電話番号で相手に肉声が伝えられ電話よりつながりやすいメリットがある。
 
震度6弱以上の地震など、大規模な災害が発生したときに運用が開始する。NTTに契約しておれば無料で使える。送信対応端末は一部使えない機種もあるが,受信はほぼすべての機種で可能との事だ。
 
 NTTは、東日本大震災を受けて、災害時や停電時に通信を確保するための専用基地の設置や、停電に備えたバッテリーの拡充をほぼ終えて、新たな災害に備えた通信インフラの増強は完了したと発表した。