集団的自衛権の行使

今朝のテレビの憲法に関する特集番組は、各党の関係者による討論会だった。自民党は改憲の草案を造って改憲を訴えている。みんなの党や維新の会は改憲に賛同の様だが、社民党と共産党は護憲の態度をとっていた。        

自民党が憲法９条の条文で自衛隊を国軍化すると言っているのは、自衛隊は他国から見れば実質的に軍隊だが、法的な機能を持ち合わせていないので、はっきりさせようとしているのだ。

 

集団的自衛権についての議論もあった。この権利は国連憲章によって、他の国家が武力攻撃を受けた場合に、直接攻撃を受けていない国が援護し共同で武力攻撃が出来ることになっている。

 

　日本が、憲法を改めて集団的自衛権を行使したら、一般国民が報復にさらされる恐れがある。リスクを伴う集団的自衛権の行使は絶対するべきではないなどの意見もあったが、今日の討論を聞いている限りでは参議院選後に改憲が行われそうだ。