かくれ里

木曜日, 10月 31, 2013

生活綴り方運動



昭和30年代、大衆的社会化として全学連や勤労青年における民青同などによるデモは、社会主義運動の指導者が組織し、主として共産党などから発せられる指令情報にもとづいて行われたのであろう。
 
民主主義も平和主義も自己中心的ではあるが、自然の成り行きで全国に広まった。しかしこれらの大衆運動は、反体制運動であり都市化された社会環境で行われることが多かった。
 
これとは別に、主として農村地帯で発生し、反体制的ではない大衆運動の一つに生活綴り方運動がある。のちに、「全国こども電話相談室」の回答者として有名になった無着成恭のおこなった「山びこ学校」が広く知られるようになった。
 
この運動は、学級という集団の人間関係を変える方法として用いられていたが、やがて、大人の生活綴り方運動として広がり、映画や写真も含めあらゆる種類の大衆運動として農村から都会へと広まって行った。