かくれ里

金曜日, 11月 08, 2013

マス・コミュニケーションの発達



昭和40年頃になると、経済成長による生活の向上が始まった。テレビなどのマス・コミュニケーションの発達にある。昭和34年5月時点でのテレビ受像機の普及台数は約100万台だった。この年の4月10日に皇太子ご成婚があって、テレビセットは羽の生えたような売れ行きだった。普及台数は翌年には200万台を突破した。
 
テレビ時代のシンボルは、物では東京タワー、事ではミッチー・ブームということになる。僕もこの時代に第一線で仕事をしていたので実感できる。東京タワーも見物に行った。
 
昭和40年3月現在の普及台数は凡そ1700万台で世界第2位のテレビ保有国になった。マス・コミュニケーションの技術開発が国民の文化水準の向上に貢献したことになる。
 
 それから半世紀近く経った現在は、様々なメディアが登場して世の中は大きく様変わりした。特にインターネットの登場によって、この言葉は国内の主要メディアでは「マスメディア」に置き換えられている様だ。