かくれ里

木曜日, 1月 09, 2014

年明けうどん



年越し蕎麦に対抗して、年明けうどんの全国展開が行われている。仕掛け人はさぬきうどん振興協議会で「年明けに縁起を担いで食べるうどん」として名称の「年明けうどん」の登録商標をとってPR活動をしている。
 
2009年正月から香川県内で始まったものだが、2000年代になってから麺類関係の減少傾向に危機感を持った讃岐うどん業界が提唱しているが、地方の名物うどんからも参加の話もあり普及しつつある。
 
うどんは他の麺と比べて太くて長いことから、古来から長寿を祈る縁起物として食べられてきた。近頃は、コンビニやスーパーマーケットなどで「どん兵衛」などのカップ麺の「年明けうどん」も売られている。
 
 ところで、「年明けうどん」の定義は簡単で、うどんの上に赤いものが乗っておればいい。たとえば梅干でも、金時人参の輪切りでも、赤色のかまぼこでもなんでもいいそうだ。元日から1月15日までに食べるのが「年明けうどん」とされているようだ。